Critical Thinking

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講師 岡津守男

「思考が言葉となり、言葉が行動となり、行動が習慣となり、習慣が人格となる。 そして人格が運命となる。」 このマーガレット・サッチャーの格言は示唆に富むだけでなく、ある意味警鐘でもある。 日本社会が抱えている問題の一つは、行動の習慣化を急ぐあまり、それに先立つ思考とその言語化を疎かにしがちな傾向である。 結果として、思考が苦手な人格で自らの運命を切り開くという不必要なハンディキャップを抱え込むことになる。 思考が不在、あるいは希薄な環境は、競争力、生産性、モチベーションの低下を生じさせる。 これは日本のビジネス界にとって、文字通りの「今、ここにある危機」なのである。

クリティカルシンキングとは、高度にテクニカルな特殊な思考法ではない。 むしろ、思考と言う形のないものを、シンプルに、そして明快に認識するためのシステムである。 そのカギの一つに「言語化」の意識的活用がある。 過去4年間の久野塾におけるクリティカルシンキングの研究と実践は、特にこの側面に注目し、リベラルアーツの根底をなす言葉に関する3科目;トリビウムをクリティカルシンキングの理解のためのメソッドとして展開されてきた。 比較的ユニークなアプローチであるが、同時に極めて真正なクリティカルシンキングの学び方である。

その結果、クリティカルシンキングの実践から成果を上げる事例が数多く生じている。 それら成功例の蓄積から分かったことは、「クリティカルシンキングを身につけた者」に共通のパターンが存在することである。 「身につける」とは、何かの情報を詳細に至るまで記憶するとでも言う、試験勉強的なものではない。 彼らに共通のパターンとは、「クリティカルシンキングとは何かをイメージとして掴み、それに価値を見出していること」である。 クリティカルシンキングに限らず、おそらくこれが「身につける」ということかもしれない。

 

ゼミは以下の構成とする。

  • レクチャー、1時間強。 「クリティカルシンキングとは何か」を多面的に考察し、全体像の把握を目的とする。
  • クリティカルシンキングに価値を見出し、それを様々な環境で実践したダイアログ8期生3名によるクリティカルシンキング実践経験の報告 1時間
  • 「クリティカルシンキングの価値は何か?(仮題)」 上記3名の価値証言と問題意識などをテーマにパネルディスカッション Q&A を含む 1時間
  • 全員によるダイアログ 切れのいいところまで
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