御縁に導かれて

 

田島さん1
田島 智也(タジマ トモヤ)
株式会社manebi 代表取締役社長
ダイアログ塾4期生

リレートーク、やっと出番が来た。

昔、久野塾のリレートークが回って来たタイミングがあまりの過密スケジュールの為に一度断って次回書かせて頂く御願いをしたきり数年が経った。「破門なのでは?」と感じざるを得なかったが、やっと来た。名児耶さん、回し向けてくださりありがとうございます。

久野塾との出逢いは沢山の縁に紡がれている。私が幾多の先輩方と出逢い、紹介に紹介が重なっていく間に、ある日塾長の久野さんと出逢った。すぐさま久野さんの静かなる熱い炎(志)に共鳴し、久野塾を深く理解せず見学もしないままにその場で入塾(ダイアログ塾)した。

いざ始まると初回のプレゼンでまさかの賞賛を浴びた。「あれ、ちょろいじゃないか」と思った。しかし二回目のプレゼンでは場内からかなり微妙な反応と手痛いフィードバック(破壊的コメント)をもらった。

「あれ、おかしいぞ」
そして三回目のプレゼンでは鈴井副塾長から「もう来なくていい」と破壊的コメントを通り過ぎたコメントをもらった。「(じゃあ来ないよ!)」と心で叫びつつ実際に用事があったのでその場を去った。

でも、蓋を開けて見ると最後まで参加し卒業している自分が居たのだ。 なぜか?

 

意地で最後まで続けた部分もあるが、久野塾を通じて得たものが大きかった。久野塾自体の素晴らしさや内容については他の方のリレートークをご覧頂ければわかりやすい。なので私は実際に得た事だけを書こう。得た事は複数あるが、最重要な事は一つ。

“高尚な人生の友が出来た。”
大人になってから素晴らしき友は何人出来るだろうか。Facebook友達ではない。深い友。
更に言えば師の様な存在も含めた意味で、友という言葉を今回は使わせて頂く。

大人になると人間関係に損得勘定が働く。

そんな損得勘定を超えた、

  • 自分が抱えている課題に対して鋭い意見や質問をくれ、ニーズにあった人脈を紹介してくれる友は周りに居るだろうか?
  • 達観したフィードバック、その時適切な書籍など紹介してくれる友は周りに居るだろうか?
  • 偏見無くお互いの信念や宗教観や価値観を言い合える友は周りに居るだろうか?
  • お互いのビジョンを浅草で昼間から呑みながら語り合い将来必ず共に世の中動かそうって語れる友は周りに居るだろうか?
  • はたまた露天風呂で裸の付き合いをしながら夢についてあーだのこーだ言い合える友は周りに居るだろうか?
  • 本当の意味で愛あるキツイ一言を言ってくれる友は周りに居るだろうか?
  • 北海道のど田舎で夜のパトロールに付き合ってくれる友は周りに居るだろうか?
  • 年齢、職業、職場、肩書、性別、価値観、住まいや置かれた状況全てがバラバラでもお互いに課題に立ち向かい、学び合い、切磋琢磨出来る友は周りに居るだろうか?

 

人生を振り返ってみたときに損得を超え個として向き合ってくれる友は周りにどれくらい居るだろうか?
こういう友は簡単には得られないと私は思う。久野塾ではそれらが全て手に入る。そんな場所。それも全てがハイレベルなのだ。

だから久野塾に感謝をしているし、今回はそんな感謝を気づけば自然と自由に書き綴っていた。(当記事No.39なのは必然)

そして実は他にも沢山得ている。知識や技術面はもちろんだが、現金も頂いている(笑)

出逢った当初久野さんからもお仕事を頂き(当時あまりお役に立てず申し訳ございません)、更に久野塾in山口県萩市で出逢った社長と仲良くなり現在もリピートでお仕事を頂き続けている。久野塾に12万円くらい支払ったら、数百万円のリターンが戻ってきたのだ。

そしてお仕事を頂いている方と私の師匠を繋げたら会った即日で合計で数十億円の商談まで発展した。(私はフィーはもらわない。心の小悪魔がせめて0.1%もらえたらと囁いている。)これらお金の話はさすがに書くか迷った。けど書く。現実だから。

なぜお金の話を最後に出したのか。それは円と縁の話について触れておきたかったから。円はお金だけど、縁ってなんだろうか?

「縁」とは何か。
縁とは自分以外の存在全ての事を「縁」と言う。

「自分」とは何か。
自分とは原因でもあり、結果でもある。「因果関係」そのものが自分である。良い種(因子)を蒔けば良い芽(結果)が出る様に、良い日光や土(縁)に出会えれば更に良い芽(結果)が出やすい環境になる。

その逆も然り。これを一言でいうと「因縁果(いんねんが)」という。そして素晴らしき縁を「良縁(りょうえん)」と呼ぶ。逆は「悪縁(あくえん)」。

従っていかに良い種を蒔きながら、常に良縁多き環境に身を置くか、これが肝心。すると結果(友、成長、金)が何かしらわかりやすい形でニョキニョキと芽を現す。お金を事例として出したのは純粋に形としてわかりやすいからだ。それだけの話。

他にも書ききれないくらい素敵な良縁と結果を頂いた。久野塾は良縁多き環境そのものなのだ。

良縁は突然に。この記事を読むのも、久野塾の誰かに会うのも、久野塾の噂話を聞く事も縁。これからも自分の真心の声と直感を信じ、訪れる御縁を大切に、素直に実直に迅速に動いていく人生を送りたい。理解して動くより、感じて動く、感動を大切にしていきたい。

そして出逢う縦糸と横糸で織りなす世界の人が発展成長するサービスを私は創る。私の様なもともと横道に逸れ、くすぶっていた人間が一人でも多く救われる事を願って私は導かれるように世界企業を創る。