今田一登(イマダ カズト)さん
高校1年生 アクシス発見スクール2期生
小学生の頃、道徳の時間で「あなたの良い所はどこですか。」と聞かれたことを覚えています。
当時10歳の自分はすぐには思いつかず、前に友達から言われた事のある「算数がとくいな所」と答えました。最初は性格について書こう、と思っていたのですが自身の良い所なんて考えたことも無かった自分が数十分で思いつくはずもありませんでした。
中学校に入ってすぐ、13歳のときにも同じ質問をされました。このとき自分は「リーダーシップ」と答えました。確かに自分は当時から様々な活動で参加や主催をしたり、班のリーダーになったりと人の前に立つことは多くありましたが肝心の「リーダーシップ」を持てているかに自信はありませんでした。聞かれたから答えたに過ぎなかったのです。
そして中学3年生になったあるとき、自分の活動が偶然目に留まり大塚さんという方からアクシス発見スクール紹介のメールが届きます。
「自分の人生の軸を見つける」というこの企画は進路や将来に悩みを抱えていた当時の自分からすればとても魅力的なものでしたが、最初は会場の東京までの交通費の問題があり断ろうかと思っていました。が、詳しく話を聞いてみると交通費もスクールが負担してくれるとの事で「これは行くしかない。」と参加を決意し、その後の面接を受けスクールへの参加が無事決定します。(残念ながら実際は新型コロナの影響を受け東京へ行くことはありませんでした)
そうしてスタートしたアクシス発見スクールは何度もかけて「過去を振り返る」ことから始まりました。今まで学校の道徳で行われてきた振り返りというのはわずか1時間のうちに過去の振り返りから今の自分までついて書く、というものでしたから驚きです。
ここで過去の自分について何度も人と共有するうちに自分が今までしてきた選択と振り返ることになりましたがその中で自分が多くに「挑戦」してきたことに気づきます。ただ、「挑戦」という言葉は自分の軸にピッタリ当てはまるようには感じませんでした。
その後のアクシスでは3日目にして「現在と向き合う」こと、そして4日目ではそれを「他者と共有する」ことになります。
そこで現在と向き合い、それを他のスクール生と共有していくうちに何度も声に出してきた自分自身の像がどんどん明らかになり自分の軸の方向が定まっていき、その結果自分の軸が『未だ』であり、「未だ」自分が経験したことや「未だ」周囲の誰もがやったことのないことに挑んでいくことにある事だと気づきます。
当初は「自分の人生の軸を見つける」ために参加したアクシス発見スクールですがそれ以外にこのスクールを通じて間違いなく変化したと言える点が2つあります。
1つ目は「行動に自信を持てるようになった事」です。今後自分はいくつもの大きな選択をすることになると思います、そのなかで明言の出来る軸、行動基準を持ったことで迷いなく動けるようになると思います。
2つ目は「行動を起こすメリットを知った事」です。アクシス発見スクールの開催期間中、ふとオンライン飲み会の開催をしてみたいと思いその事をコーチに相談してみたところ、コーチは快く許可、協力してくださり他のスクール生も協力、参加してくれた と言う事がありこれを通じ何か行動を起こすことの大切さや良さを学べたと思っています。当然これはこのスクールの動きやすい環境もあってのことですので、環境を整えてくださったコーチや他のスクール生の方々には感謝しきれません。
最後まで読んでいただき本当にありがとうございました。