古高  伸一郎(コタカ シンイチロウ)
ビジョン創造5期、ダイアログ10期

 

Q. 久野塾と出会ったきっかけは何ですか?

高校の同級生で友人である阿部英司くん(過去、このリレートークにも登場しています)からの連絡でした。『中高生向け「アクシス発見スクール」の運営をやっていて、よければクラウドファンディングに協力してくれない?』 貼られていたリンクを一読し、友人である彼はもちろん中高生を応援したい気持ちですんなり支援を決めました。クラファンのリターンでゼミを受講できるとのことで、恵比寿にて岡津さんからクリティカルシンキングを学び、終了後の懇親会でネパール料理を食べ、色んな意味で異空間に誘われた僕は、ビジョン創造スクールの扉を叩くことになりました。これが2020年1月のことでした。

Q. 久野塾のプログラムに参加したのはなぜですか?

ぞわぞわ・わくわくです。恵比寿での濃密な1日は、将来に対して抱いていたモヤモヤを解消するきっかけになりそうな予感に満ちていました。2008年から10年以上同じ会社に勤続している僕は、会社の中ではそれなりに成果を出せる力が付いてきていました。一方で、常に疑念を持って過ごしていました。自分は社会にどのような価値を提供できる人間か?会社内の最大公約数的な結論を見つける術を身につけただけではないか?解そのものが無い時代において、本質的に取り組むべき課題は何なのか?背景の異なる人たちに自らの思いを自らのことばで語りかける訓練を積む久野塾は、私が求めていた環境だったのです。

Q. 久野塾で学んだことは何ですか?

習慣です。ふと立ち止まって自分の過去~現在~未来を考え、また次の行動に挑戦する習慣。ことばの定義や意味、前提をきちんと確認する習慣。誰かに問いかけをするとき、問いかける相手や周囲の人にとってより良い発見につながるような、できるだけ簡潔な質問を心がける習慣。これらの習慣は、あらゆる場面で活用できるものだと確信しています。未熟ではありますが、大事に磨いて光らせていきます。

Q. 学んだことをこれからの人生にどう活かしたいですか?

人に伝達するということを大事にして、影響の輪を広げていきたいです。
良質な対話がアイデアを生み、行動変革をもたらす。自分がイキイキ挑戦すると、周囲の協力を得ることができる。小さな実験が大きなチャンスに変わる。これを実感すると、足も心も軽くなりました。アクシス発見スクールの運営に携わることは自分の中では必然でしたし、「経営」「学び、教育」「海外」「地方、地元、徳島」・・・興味があるフィールドに、これからも飛び込んでいくことでしょう。

Q. このコラムを読んでいる人に、メッセージをお願いします。

理事アドバイザーの皆さん、塾生と真剣に向き合い常に背中を押してくださりありがとうございます。めでたく2022年2月で10周年!継続は力なり。次の10年に向けてのお手伝いができれば幸いです。塾生の皆さん、いつも刺激をもらえて感謝しています。意志を持って、鮮度が高くおもしろいと思える組織や世界を創っていきましょう!末長いお付き合いをよろしくお願い致します。

久野塾にご興味をお持ちの皆さん、ぜひチャレンジしてみませんか?
「打ち込む場がつながる場」 「何も言わないと何も考えていないことと同じ」 「向き不向きよりも前向き」
学生時代に出会ったお気に入りのことばですが、今まさに自分の血肉となっている実感があります。一緒に切磋琢磨しましょう!