佐々木大志(ササキヒロシ)
ダイアログ9期生 アドバンスド2期生
きっかけは社長からの一言でした「今後の会社の経営方針の策定や自分のVISIONに役立つはずだから」2019年10月に今の会社に転職してすぐの12月に初めて恵比寿の英治出版ビルに8期のダイアログスクールを見学に行きました。
始めは正直に言うと(プレゼンは随分大勢の前でも何度もやってきたし、今更なにか学ぶものとかはあるのかな・・)くらいの気持ちでした。
英治出版に足を踏み入れて見学して驚いたのは‘熱量’でした。
なるほどこれがdialogueか!と感じるとともにとてつもない質問や指摘を聞いてついていけるか不安にもなりました(笑)。私達9期は2月の1回のみ対面で、そこからあれよあれよとコロナ禍に入りON LINEでのdialogueに切り替わり、以前の様な濃い中身になるのかな?とも感じましたが、そんな心配も無く、百戦錬磨の対応力を誇る皆様のinitiativeにも驚かされました。9期を通して、率直にこれだけ色々な人に指摘を受け、何より色々な知識や経験を持つ方々の指摘や助言、フィードバックを1年を通して頂けたのは、私にとって久しぶりの清涼感を伴うカンフル剤になりました。気づけば、ある歳を超えてから指摘などされている事が無かったことにも気が付き、自分の中で何か滞留してたものが流れを取り戻していくような感覚でもありました。
「実験」「行動」「内省」などを1年通じて試行錯誤したことで、今までは会社の中でどうしていこうかなど考えていたところが、社会の中でという軸や視座を持てるようになりました。
9期生の同期の存在も私にとって非常に大きな糧になりました。それぞれがそれぞれに実現したい事、解決したい問題、立ち向かわなければいけない自分の問題を話す事は、まるで自分自身の事の様に感じられ、深くより深く考察する事になる機会にもなりました。
今、コロナも依然として終息を見せていない中、私のいるこのニッチな業界ですら確実に1年前とは違う変革が起きているのをまざまざと感じています。その中で組織人としても、又社会に生きる一員としても、私は行動することを止めないようにしていきたいと強く感じてます。
同期の後押しも頂き、今年はアドバンスに挑戦中です。dialogueとはまた違った1回の内容が非常に対話が多い濃密な時間になっているのを実感しています。又、ここで得られた事を行動に移して実験していく事がすべきことですので、今年もその実践に明け暮れていきたいと思います。
私にとって、久野塾と大勢の方々と新たに出会えた「機会」は、折り返し地点にいる今後の人生の中で新たな起点になったと思います。その「機会」を楽しみ、自分に起こる変化を感じながら、日々を前進していきます。