久野塾@東京は、2月7日(土)に第19回を開催しました。今回は、初めて年の初回テーマとして「リーダーシップ」を設定し、課題図書を読んでの発表の形を取りました。ビジネスの世界で超多忙を極める年代の塾生たちが、この本をどう読みこなし、自分はどう考え、どうすべきかについて考え、発表するセッションとなりました。
優れたリーダー 久野塾19-8

【テーマ】
真のリーダーシップを考える”
あなたはリーダーシップをどう考えますか?
これからの未来にとって、あなたに必要なリーダーシップとは何でしょうか?
今回は、初回のテーマをリーダーシップに設定します。
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【プレゼンの課題】
1)課題図書(「優れたリーダーはなぜ立ち止まるのか」英治出版)を読了する。
2)課題図書を読んで、
・あなたにとって最も印象に残ったことは何ですか?
・印象に残った理由は何ですか?
・今からあなたがやるべきことは何ですか?
・2015年にそれをやれたら1年後にどんなあなたになっていますか?
【ゲストスピーカー】
紿田英哉(たいだひでや)様、国際教養大学理事、アーク・ヒルズ・クラブ専務理事、をゲストにお迎えし、超人気校国際教養大学(AIU)をどのように創ったか、まさに、無から有を創造したイノベーションの実践知を2時間にわたり講演、塾生・アドバイザー・オブザーバーとの対話が活発に展開されました。リーダーシップはパッション(情熱、志)である、志のある実践知リーダー(野中郁次郎先生のいう「賢慮の(フロネシス)リーダー」)の典型である紿田さんの人との出会いとビジョンを実現してきたヒストリーは感動を超えていました。
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【塾長の所感】
今回の課題発表は第4期生の10名でした。リーダーシップの本質に迫る難題に取り組んで発表し、アドバイザーから多くのフィードバックがあり、いくつかの重要な気づきを各自得たことは間違いなさそうです。ポイントは、「あなたにとって」「あなたは」という問いに対して、自分に問うて自分の心の奥底をのぞき込んで自分の答えを探してみることだと思います。課題図書は、そのための良きナビゲーター役となったことでしょう。
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