剱持 健(ケンモチ タケシ)
ダイアログ12期

人前で自分自身について語ることがこんなにも難しいとは…

今まで仕事ではクライアント先の社長報告であったり、研修講師であったりと、話をすることはそれなりの経験はしてきたつもりで、伝えてはいるつもりでした

でも、コンテンツもストーリーも自分自身が本当に腹落ちしてないとすぐに綻びが出るし、何よりも「これを伝えたい!」という熱いパッションが無いと伝わらないんだなと痛感しました
そしてそれが自分のことのプレゼンとなるとさらに私には難易度が高かったです

初めてのプレゼンではただ単に言おうと思ったことを読み上げただけになってしまい、熱がこもっていなかったことを指摘されました
話すことに苦手意識は無かったのですが、「伝える」ではなく、「伝わる」ためには今まで未経験の世界にも踏み込む必要があると感じ、ボイスレッスンに通って伝わる話し方を少しでも身に付けられるように取り組んでみました

とはいえ、久野塾はプレゼンの塾ではありません
個を磨くをテーマに、自分自身は何を目指して生きていくのか、命を何に使うのか、自分自身に向き合い、向き合った結果を披露し、多様なメンバーから新たな視点、視座、気付きを与えてもらい、自分自身を高めていく場だと思っています

そして、他のメンバーからのフィードバックを受けようと思えば、自分自身が誠実に各回のテーマに向き合い、ギフトを与えられるプレゼンをしなくてはならず、毎回プレゼン直前は同期メンバーとリハーサルしつつ準備をしています

そう、久野塾の良さは、同期メンバーや理事、アドバイザー、他の塾生メンバーとの出会いにもあります
仕事のつながりではなく、お互いを高め合う意識のある年齢も背景も多様なメンバーが集い、配慮はあるけど忖度はない関係性が私には心地良く、ゼミや宿泊研修にも参加したり、今年は宿泊研修の実行委員にも立候補し、新たな出会いや経験を楽しんでいます

単なるスキルを学ぶのではなく、生き方を考え、そして仲間と共に切磋琢磨したい方にはうってつけの場だと思います
まだまだこれから久野塾で学び、そして何かを返していく「善の循環」がここで作れたらと思います